水が止まらない状況にもいろいろあります。蛇口のポタポタ、トイレのチョロチョロから緊急を要する漏水まで、さまざまです。漏水を見つけたら、まず焦らずにどういう漏れなのか状況を把握する事が大切です。
といっても、なかなか状況判断をするのは難しいですよね。
止水栓とは、水を止めるバルブの事で三角ハンドルだったり、
マイナスドライバーで閉めるものだったりします。
水栓によっては止水栓の無い物も
ありますのでそういう場合は、家の入口近辺にある引き込みの止水栓
(水道メーターの近くにある止水栓)
(ここを閉めると家全体の水が止まってしまいますので御注意下さい。)
どんな器具でも水を止める部分にはパッキン(黒いゴムの部品)が使われているのですが長年の使用により磨耗して水を止めにくくなります。
又、触らないままであれば隙間を生じない部分(特に日頃開閉しない止水栓部)はパッキンが硬化していて、そこを閉めることによって逆にその部分からも
水が止まらなくなる
パッキンを交換するにはどうしても何処かの止水栓で止めなければならず、
どうしても判らない場合は最寄の水道局に連絡すれば、公認の水道工事店を
紹介して貰えます。
緊急を謳ったサービス業者には修繕後に破格の請求をする所もあると聞きますので
水の止め方が判ったら、次はどういう部品の交換が必要か調べなければなりません。そこでまず調べて頂きたいのがどこのメーカーの商品か、という事です。
水だけの水栓(自在水栓・ホーム水栓・単水栓)は、ケレップ(水栓コマ)とハンドル下の三角パッキン
だけなので、ほぼどのメーカーでも互換性がありますしホームセンターでもよく売られています。
ただ、混合水栓は同じメーカーであっても合わない場合が多いので、
他メーカーとなると「合えばラッキー」と商品を取りに来られるお客様にも
申し上げています。
メーカー名を調べる一番簡単な方法は、その商品を取り付けたときにあったで
あろう「保証書」・「ご愛用のしおり」を見つけてもらうことです。
「保証書」があれば、メーカー名のみならず「品番」までわかるので、話は断然早く部品限定も容易に出来ます。
でも「保証書」って「どこか」に大事にしまってあるのですが、いざと言う時
イライラする程出てこないですよね。
そんな時は最低メーカー名を商品本体のどこからか読み取って貰えれば部品の限定、取替えは無理でもそのメーカーに修理依頼する事が出来ます。
水栓金具・・本体に刻印でメーカー名を
打っている事が多い
このあたり!
トイレ ・・タンクにメーカー名。新しい物だと品番シールが貼ってある場合も
あります。
キッチン・・本体の前面にメーカー名。扉の内側に品番シールが張ってある場合が
多い。システムキッチンの場合、水栓が他社でもキッチンメーカーに
依頼します。
化粧台 ・・キッチンとほぼ同じです。
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