読書日記

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今年の目標その2 「本を50冊読む!」

昨年、一昨年と2年連続で「本を60冊読む!」という目標を
掲げながら、早々にお手上げ状態に陥ってしまいました。
特に昨年は、「ブログを1年間続ける」が思いの外大変でして
(言い訳ですが)ろくに読書すらできませんでした。

3年越の目標でレベルも少し下げ「50冊」にし、スマホに「
読書日記」なるアプリを入れて、読後管理と読む本の登録が
でき、かつネットからの表紙登録ができるので、張り合いも
でてくる。

2月末を迎えて9冊をクリア!
このペースで様々な本に出合えると思うと何だかワクワク
して来ます。

ジュンク堂さんの取り置き

本を買うにあたって、私はある程度買うを決めてから、
本屋に行くようにしています。
本の選び方の一つとして、「ぶらっと立ち寄った本屋で
たまたま手にした本が人生さえ変えてしまうかもしれ
ない、本との出会いはそういうものだ」と言う言葉を
以前聞いた事があります。

その時、何かすごいワクワクした思い出があり、自分の
中では憧れでもあります。

しかし現実は、なかなかそういう時間も、知識も無く
もっぱら新聞の「読書」欄だったり知り合いからの
情報で選ぶ事が多く、まだ憧れの出会いは、出来て
いません。

最近はお目当ての本を探しまわった挙句、どこにも
置いていない事が度々あり、ネットショップで買う事が
多かったのですが、つい最近「ジュンク堂」さんが
ネット依頼で近くの店舗に取り置きしてくれるサービスを
見つけ、大変重宝しています。

運賃、代引き手数料も掛からないし「取り置き準備完了
メール」も来るので、交通量の多い道沿いの店舗でも
数分で引き取れ、イライラしなくて済む。
時間があればその後「出逢い」を求められる可能性もある。

すでに数回利用しましたが、買いたい本が決まって
いなくても、検索である程度絞り込めるので、探しやす
ですね。ただ、直接手にとって中を見れないもどかしさ
は、ありますが。

これは、本と出遭う新たな手段を手に入れたという
事で、あくまでも私の理想は偶然の出遭いで私の
価値観を変えてくれるような本と巡り逢う事です。

チェスの話

昨晩の深酒がたたりしんどいながらも、朝起きして
バーベキューの片付けをして、一汗かくと結構身体
がしゃんとしてきた。
シャワーを浴びて、すっきりしたあとは、午後より
買い物のドライバー。流石に着いて廻るのは辛いので
車で待機させて貰い、先日届いた「ツヴァイク短篇集」
を読む時間を貰いました。

解説の部分では、ツヴァイクはドイツ文学の中でも
「通俗的」と呼ばれ、日本では軽んじられらていた
そうですが読書通の児玉清さんが最も愛した小説が、
この「チェスの話」。
短篇といいながら結構あるやんと思いながら、読み進めて
いくとあっと言う間に読み終えてしまいました。

まだ短篇が3作ありますが、さすがに児玉清さんが
薦めるだけあって面白い。深い歴史背景描写の中で
その時代を生きる人々の優しさを、ほんの少しの皮肉を
込めて書き上げる文体は、その情景が頭にはっきりと
思い描ける程です。

面白い小説は、その映像がずっと記憶の中に残りいつまでも
消える事がありません。「龍馬が行く」「かもめのジョナサン」
等は先日映画を見たような鮮明さで心の中に残っています。
私にとって、そんな1作になる作品でした。

目標1:読書

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「今年の目標1:本を60冊読む」
ごめんなさい。これに関して、言い訳したくはありませんが
ブログを毎日書くことがこんなに大変だと思っていません
でした。
一向に冊数が増えないのに反して、読みたい本が増える
一方で今日も又、一冊届いてしまいました。

気になった本はメモ帳に書きとめておき、本屋に行った
ついでに探す様にしているのですが、この本は大手書店
にも在庫がなかったのと、娘が探していた絶版本がネット
ショップに出ていたので、「もしや」と思い購入しました。

案の定、絶版本はお詫びのメールが届き、今すぐ必要では
なかったこの本が今日届き、読みたいが手付かず本が
また一冊枕元に積み上げられる事に・・・。

「チェスの話」(ツヴァイク著)は、大変な読書家であった
故 児玉清氏がもっとも愛した小説だそうで、亡くなった
翌日のコラムに紹介されていたのを書き留めておいた
物です。ツヴァイクの名前すら知らなかった私が、この
本に出会うというのも何かの縁でしょうね。

出来るだけ早く時間をつくり、読み始めたい1冊です。
・・・・・しかし私にはまだ読みかけの太宰治がぁ。

ボン・ヴォヤージュ

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ボン・ヴォヤージュ(Bon voyage)は、フランス語で「よい旅を!」
と言う意味だそうです。
ここに出ているのはボンボヤージュ。「チビギャラ」という2頭身の
キャラクターが出てくる漫画&エッセイ?(旅本)を描かれている方です。
とりあえず面白い!我が家では娘を筆頭に家族総出でファンになり
ボンボヤージュワールドに引き込まれています。

http://www.bonsha.com/

独特の画風と内容のバカッぷりと面白い所に目を付けるセンス。
以前、笑福亭鶴瓶が「面白がる人には、面白い事が転がり込んでくるねん」
と言っていたのがすごく印象に残っていたのですが、まさにこの事だと思います。

私も「笑う」事は好きですが、嫁から言わすと「怖い顔をしてる」
「何でもっと笑わへんの?」と不思議がられます。
多分、まだまだ自分に余裕がないんでしょうね。
いわば自分のテリトリー + 「面白い事」が転がり込んでくるスペース。

「笑門来福」、「呵呵大笑」、「破顔一笑」
これからも、いつも笑っていられる人生を送ってきたいと思います。
多少の悩みなど笑い飛ばせるような心の余裕を持って。