義援金

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昨日からの冷え込みで薄っすらと雪化粧した朝の通学路を通って、

私の母校でもある小学校で子供達が始めた義援金の募金に行ってきました。

義援金と、使っていない文具を募っているそうです。
私の頭では、「お金」しか思い浮かばなかったが、文具を募って被災地の子供達に

贈るというのは素晴らしい支援だと思います。

日本各地から様々な支援物資が送られているにも関わらず被災地まで届ける事が

できず避難所での深刻な物資の不足がおこっています。

義援金の振込が一時に集中した為にシステムダウンした銀行。

出口の見えない福島原発事故。

問題は山積ですが、ひとつひとつ解決していくしかないんですね。

ここでも「何か出来る事」を考えてしまいます。

子供達のように出来る事をひとつひとつ始めていくしかないですね。

私たちの時代

娘の「コノトラ」録画のさなかに消されているのではないかと心配していた、正月明けに撮り置きの、石川テレビ制作「私たちの時代」というドキュメンタリーを見る事が出来た。
石川県能登市に位置する門前町門前高校女子ソフトボール部の4年間を追った心揺さぶられるドキュメンタリーです。
4年前に選手ではなくマネージャーとして入部した生徒の淡々としたナレーションからは、だからこそひしひしと伝わってくる様々な問題に心底考えさせられました。
取材中に起きた中信越地震、被災者、過疎に悩む地元の人達を元気付け、「アイドル」とまで言われる部員のひたむきさ、、レギュラー争い以上にチームの事を考える誠実さ。
この4年目で、定年を迎える監督生徒の心の大きさと、この学校が統合によってなくなってしまうと言う現実が、実際の試合の劇的な、上質なアニメすら足元にも及ばない劇的な展開の中で「時」を刻み「時代」を築き上げて行く。
このドキュメンタリーは、彼女たちの「時代」であり私たちの「時代」でもあるんだと勇気づけられた。
真っ暗になったグランドに照らされた中で、仲間に掛ける「あきらめるな!」と言う澄んだ、熱い掛け声が、自分の心の中に今も鳴り響いています。