プロフェッショナルの流儀

NHKの番組で最近よくみるものに、「プロフェッショナルの流儀」が
ある。以前からも「プロジェクトX 」は、よく見ていて感銘を受けた
話も多い。
いろいろな分野の一線で働いておられる方の仕事とこだわり。
そのひとつひとつが、己の意識の高さとやり遂げる事への執念に
転嫁し見る者の心に響いてくる。

仕事の数だけプロがいる。

私も仕事の中で「よく知ってんなぁ」とか「流石やなぁ」と言われると
「プロですから!」なんて軽口で返す事がありますが、履き違えて
はいけないのが「これで飯を喰っている」から「プロ」なのではない
と言うこと。

当たり前の事ですが、自分を「プロ」と呼べるか?
その自信はあるか?
そこまで突き詰めてやっているのか?

自身への問いかけを止める事は出来ません。

この番組ではいつも最後に「プロフェッショナルとは?」と
問い掛けます。
その答えの全てに「なるほど!」と納得する自分の中に、
その答えはあるのか?

今まで働いてきた26年の積み重ねから、これからやって
いきたい仕事から自分を「なるほど!」と納得させられる
「流儀」を見つけていきたい。

The Dark Knight

ダークナイト 

最近BSのNHKプレミアムで名作100選を午後10時からやっていて、オードリーの「いつも2人で」「おしゃれ泥棒」と今までに見たくて、見れてなかった作品を録画してDVDにダビングしたまではいいが、インデックスを印刷する為に、壊れたプリンターを買い換えてそのまま放ってある。

「早くしないと埋もれてしまうなぁ」と思いながらも、毎日テレビ欄をチェックするのが癖になってしまい、今日も夕食後確認するとバットマンシリーズの「ダークナイト」を見つけてしまった。

食事の後片付けを早々に済ませ、うちわで涼を取りながら見始めるとこれが噂に違わず面白い。つい先日もバットマンシリーズの「アイスマンの逆襲」をやっていたから途中から見たが、同じヒーローでもこれほど描き方が変わるのかと感心するほど奥が深かった。

ジョーカー役のヒース・レジャーがまさに「怪演」で、ほぼ主役と言っていい程の役回り。悪について語る一つ一つの言葉が哲学的でさえある。何が哲学的かというと・・・・・覚えていません。ネットで調べると、「ジョーカー考察」のようなページもあり、私がとやかく書き込む余地が無い程、いろんな面で語られており改めてこの映画のクオリティーの高さが再認識されました。

今度、DVDを手に入れて再度熟観します。

The King's Speach

今日から3日間娘が修学旅行に行ったので、久々に嫁とデート。本年度アカデミー賞作品賞受賞「The King’s Speach」を見に行きました。
舞台が1930年代のイギリスだけあって「綺麗、上品、cence ofhumoer」な映画でした。
エリザベス女王2世の父親として実在したジョージ6世が、吃音に悩み、資格のないカウンセラーとの軋轢の中でその障害を克服していくヒューマンドラマ。
作品中、声を出して笑う場面もあったし「良かった~」で終わる映画なので、私が好きな映画の部類であることは間違いないのですが、何か物足りないと感じてしまうのは、近頃刺激の強い映画が多くそれに慣れてしまっているからなのでしようか。
ただ、第二次世界対戦の開戦におけるスピーチの練習時の描き方に少し違和感を覚えたのも事実です。
その後のジョージ6世が反戦の象徴になっていったというエンディングのスーパーに救われました。