やっとの事で太陽光発電の補助金申請を完了いたしました!
6月に申請申し込みをしてから5ヶ月。
新築現場だったので時間がかかるのは了解済だったのですが
やはり完了報告を受け取って貰うまでは、尻が中に浮いた
ようで落ち着きません。
いつも思うのですが、国から補助金なり何なりでお金を貰おう
とすると本当に大変です。
高額医療費控除の時もそうでしたが、相手はお役所。
今回など、6月に申し込んだ時から必要書類が追加になって
いたりと、思わず「ムッ」としてしまった所もありました。
私ですらそうなのですから、ご高齢の方やめんどくさがりの方
などは、とてもじゃないがやっておられないのではないでしょうか。
又、これから始まる「第2次住宅エコポイント」にしてもしかり。
基本的に施主様や工務店様の必要作業だと言っても、こちらに
問い合わせがあり、ある程度の事はやらなければならないでしょう。
インターネットがこれだけ広まったご時勢を考えると、もう少し
要領良く申請、報告をするしくみが作れないのかと、その度に
思います。
太陽光発電については、今後さらに増加するであろうと予想されて
いますが、それに伴って販売価格も下落していくでしょう。
採用されるお施主様にとっては、喜ばしい方向ではあると思いますが
国産メーカーやその販売に携わる業者様にとっては、さらに厳しい
情勢になっていく事は間違いありません。
住宅設備商品を長年手掛けていると、特に複雑な商品に関しては
できれば国産品を!との想いが切実で、私共だけではなく最終的
には、採用されたお施主様にもご迷惑が掛かるので節にお願い
したい所です。
今年に入ってからバブルの頃に建った家の商品、特に海外製の
水栓金具のメンテナンス依頼が多く、部品がなかったり、あっても
高額の修理費用が掛かったりと、こちらとしても心苦しい事が多々
あります。
そして又、最近の戸建て新築住宅であまり聞き覚えの無い機器が
多く採用されている流れを感じながら「また20年後にはメンテナンス
で悩まんといかんなぁ」と要らぬ心配をしている今日この頃であります。