「原則として」として・・・という言葉をよく聞きます。

原則とは 「多くの場合に共通に適用される基本的なきまり・法則」と書かれています。

原理とは 「事象やそれについての認識を成り立たせる、根本となるしくみ。主として人間  の活動にあてはまる原則とは多少意味の違いがある」そうです。

原理とは根本であるから「ゆるぎの無いもの」「絶対的なもの」であり、原則とは人間がやる事だから例外もあるよ と捉えればいいのでしょうか?

しかし、基本的な決まりである以上「それを守る」というのが大前提であり、初めから無理がある決め事、誰もが納得できない事柄を「原則として・・・」と括るのは、どう考えても理解できません。「原則」という言葉が大変軽く感じられ、建前にも似た捉えられ方をされるのも致し方ないでしょう。

多分「原理」まで言ってしまうと、あたかも宗教的な、信じ切れる「もの」でなければならず、おそらく人間はそこまで真っ直ぐに進む強さがないので「原則」という言葉が作られたのではないでしょうか?

ちょっとした逃げ道?許される言い訳。だから演説なんかで「それが原理であり原則である。」とのくだりは矛盾しているのかもしれません。

まあ、私のような無信教者には多くを語る資格などないのかもしれませんが。

今日も一日お気楽、極楽。明日も精一杯生きて行けますように。

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