今日は、私の同級生でカメラマンがこの度東京に進出する運びになり、京都の事務所も移転した事による事務所開きがあった。
ワンルームマンションにでも越したのかと思い、祝い酒と紋次郎いか、馬肉の薫製と冷凍のもつ煮をつまみに持っていった。
なんのなんの、会場は立派な町屋をギャラリーとして使われているオーナーさんが赤飯まで炊いて用意され、すでに20人程集まっていた。
その中庭に離れがあり、そこを事務所として使わせて貰うという贅沢な話なのですが、聞くところによると、そのオーナーが友人の写真を見て、ギャラリーの写真を撮って貰おうと電話したところ、「一見さんは…安い仕事は…」などと失礼千万な態度をとったそうである。
それでもこんな素晴らしい繋がりを持て、事務所開きをお付き合いではなく心から祝ってくれる多くの人達に囲まれている、こいつはそれだけ魅力があるんでしょうね。
祝いに来られたほとんど初対面の方々と酒を酌み交わし、大いに語りわかった事は、いい人の所にはいい人が集まるという事と、友人が実は素晴らしい写真家であるという事。
単なる酔っ払いの、自分のやりたい事を我慢するのを抑えられない子供みたいなやつだと思ってました。