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只今、京都は「国民文化祭」なるものが開催されています。
市民である我々は「???」なのですが、御所の一般公開
とも相まって、観光客の方々が沢山来られているようです。

今日は、娘が学校行事で終日出掛けているので、嫁と久々
に観光客気分で、ぶらぶらと回りました。
高倉六角上がる 蕎麦の店「中臣」で昼食を取ったあと
デザートに「俵屋吉富」に行こうと思い、今出川を西行

すると、「国民文化祭」に合わせてか「冷泉家」の特別
公開をやっているではありませんか。
近くの学校に長年お世話になりながら、一度も見に行けて
いなかったので、早速見学に行く事に。

そもそも「冷泉家」とは何ぞやという所からの勉強になって
しまうのですが、先祖は藤原道長から続くお公家さんで、
家業は蹴鞠と歌道という由緒正しい家系を持つおうち。

現在の家屋は築223年で現存する公家屋敷では最古の
ものだそうです。明治維新の時に、天皇陛下と共に東京に
移住する事をせず、この事によって数々の歴史的文献が
関東大震災や、東京大空襲に遭わずに現存しているという。

一番驚いたのが、敷地内にある「御文庫」の中には日本史で
習った「古今和歌集」の現物が納められているという話。

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それが最も、歴史の流れをリアルに感じた部分でした。

やはりこれだけ長い間、京都に住んでいてもまだまだ
知らない事ばかり。もっと、いろんなところに行って
いろんな物、いろんな歴史を知りたいと思った。

そんな京都に住んでいられて「良かった」と久々に感じ
ました。でも、日本史は、あまり得意ではなかったような・・・

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