今宵の月

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一昨日は、十三夜。九月の中秋の名月と並ぶ観月の暦に
なるそうです。一片の陰りも無い満月よりも少し陰りを湛えた
月に趣きを感じる日本ならではの、「わびさび」ではないかと
ひとり悦に入っています。

今宵の月は十五夜。
満月ですが、いつもの満月とは違うそうです。
今年一番「小さい満月」だそうで、いうなれば地球から一番
「遠い」位置にある時期になります。
そう言われれば、いつもより少し小さい気もしますが聞かな
ければ、まず判らないでしょうね。

「月を観て小さきを知るわが身かな」

いくら忙しくても、そういう所に気付けるような心の余裕、幅が
欲しいです。そうすれば自分のみならず、周りの人に対する
気持ち、態度、影響まで違ったものになってくると思うから。

小さな頃から、自然が好きで、宇宙が好きで、もし運動が
好きではなかったら、「宇宙飛行士を目指していたかも知れない」
と常々公言している私は、何かにつけて、ひと齧りが多く
もう少し深く継続して興味を持てば、少しは手に付くのかも
しれませんが、なかなか「継続は力なり」まで到達できません。

人生これから。もっともっといろんな物に興味をもって、
もう少し持続性を持たせてドキドキ、ワクワクする未来を求めて
行きたいと思わせる「今宵の月」でした。