Common sense と 判断力

中学校の英語の授業だったと思いますが「Common sense」と
いう単語を聞いて、なぜか背筋の伸びる思いをしました。
それ以来、私の中では「常識」という言葉が生きていく基本にある
ようで、特に仕事に就くようになってからは、何事もそれを意識
しています。

仕事柄、無茶を言われる事もあり、出来る事は対応しますが
あまりにも一般常識からかけ離れた無理難題を押し付けられ、
尚且つ「そんなもん常識やろ!」などと言われると、いくら
お客様とは言え「私の常識の中にそれはありません」と言い
返してしまった事も何度かあります。

そもそも「常識」とは人それぞれ、物の「価値観」によっても
変わってくるものでしょうから、一概に「非常識」と突き放す事が
出来ないと思います。
だから自分の中では「これは一般と照らし合わせて筋が通って
いるか?」を自問、判断をするようにしており、相手に対しても
「もし私が筋が通っていないと思うなら、そう言って下さい」と
問う癖がついてしまっています。

他人に対して「それは間違っている」と言うのは、大変勇気と
エネルギーが必要で、本当に自分の事を思ってくれている
人でないと言って貰えないでしょう。

身近にそういう人がいる事に感謝しつつ、もっともっと軸が
ぶれない「自分」を形成していきたいと思う、この数日です。