Dsc_0238

自身の信条として、反省はしても後悔はしない、と言うのを
心掛けています。後悔するくらいなら、やって失敗し反省をする。
後から悔やんでも、と。
以前、水道屋の職人さんと、その話について酒席で言い争いに
なった事もありますが、こればかりは譲れませんでした。
しかし、ことが「命」になると、そう簡単に割り切れずなかなか
信条を押し通せません。

今朝、今年2度目のツバメの雛鳥が死にました。
数日前から騒がしかったので「そろそろ巣立ちかな」と
思っていましたが、今朝方「バチン!」という音と共に入口の
ガラス戸に激突し、そのまま動けなくなった。
今までもぶつかる事は多々あったし、うちの父親などは
扉が開いていると勘違いして大きな音を立てた後、目が点に
なっているのを見て「危ないなぁ。何か考えよ。」と思っていました。

4匹の中で最初に勇気を振り絞り飛び立ったであろうに、
その気持ちを慮るとやりきれなくなると共に、「アコーデオン
カーテンを閉めておけばよかった」との後悔がぐるぐる渦巻き、
動かなくなった雛とその後に飛び立った残りの3羽の雛鳥を
何度も交互に見つめていました。
息を引き取る間際にこちらを見つめていた瞳が頭から離れません。

今度、宇治川の「ツバメのお宿」を見に行くまでにガラス戸の
アイラインに注意喚起の印を付ける様にします。

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