申請パス
本日、京都市の太陽光発電補助金申請を完了致しました。先日、毎年制度が変わってW解かりづらいというコメントを書きましたが、手続き処理をしている事務方も同じでした。先に電話で問い合わせていた内容と実際が違う、記入要領も二転三転して結局、どちらでもいいとの回答。役所に認定印を貰いに行ったら行ったで「ぼやき」を聞く始末。
以前の耐震偽装の問題から始まった確認申請の混乱程ひどくはないですが、制度が始まってすでに3年目なのでもう少ししっかりした対応が必要かと思います。
今回の受取番号は「494」。これは京都市ですでに500件近い申請件数が実際にあがっているという事。今後の各メーカーの競合により低価格化が進めば、さらなる普及が望めますが、後は国、自治体がどれだけ本腰を入れるかにもよりますね。現にドイツ・スペインでは国の支援施策がなくなると同時に普及率も頭打ちになり、遅れて補助金制度を開始した日本に目が向けられた経緯があります。
世界各地で「脱原発」の機運が高まっているのと、自然エネルギーへの注目度が増していますが、全てを補うのは無理。かといって火力発電に依存すれば地球温暖化対策への逆行が起こり、これも問題がある。
ひとつの方向性として、昨日の関西電力社長と橋下大阪府知事との会談の中でのコメントが考えられます。
「関電は、原発ありきでしか物事を考えていない」「その為の、節電アピール」「電気が足りなくなったら私が府民にエアコンを切るようお願いする」「この夏を乗り切ったら原発はいらない」
いずれも極端な、挑発的な発言ですが近頃の国、東電のはっきりしない、後手後手のコメントと比較すると、頷いてしまう部分もあります。
「足るを知る」
老子の有名な言葉ですが正確には
「足るを知る者は富めり。強めて行う者は志有り」
満足することを知るのが富んでいることであるり、自分をはげまして行動するものがその志すところを得るのである。
私も含め一人でも多くの人が、こういう考えに至れれば争い事も含め、事態の改善に寄与するんではないでしょうか。