Solar_2

今度納入する太陽光発電システムについての一考。

何せ自然相手ですから、なかなか読み切れません。というか理屈を考えるしかないですね。まして相手にするのが家ですから、こちらの都合に合わせてくれません。一番問題なのは費用対効果。高額な物であり且つ、取り付ける施主様は、環境問題を踏まえた上での「エネルギーを創出する家」という「夢」と「現実」を求めておられます。

震災以降、太陽光発電に対する注目は一段と高まり民主党は「1000万戸」たら「10年後には価格を1/3、20年後には1/6」などと述べておりますが、現実はそんなに簡単ではないと思います。「環境とコストと自然相手」。今、直面している問題の縮小版のような気がします。

それでも、私にも夢があります。建築に携わっている以上、手掛けた家については「あ~あ」と言われたくないし「よかった!」「嬉しい!」と言ってもらえるのが本望です。たとえそれがパッキン1個であってもソーラーであっても喜びは同じです。

前にも述べましたが、我が社の仕事は今まで決して「エコ」と呼ばれる業種ではありませんでした。その分、今後はどういう形であれ環境問題は避けて通れず、ならば積極的に悩んでみようと思います。

多少時間が掛かるかもしれませんが、「希望は人格を成し、継続は力となる!」です。

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