山田松香木店は、京都御苑の西にある創業江戸寛政年間という、老舗中の老舗。
寛政年間というと今から・・・224年前。ちょっと想像出来ないというか、ほぼ歴史小説の中の話ですね。
京都では、創業100年を過ぎないと老舗とは呼んでもらえないというのを以前どこかで聞いた事があります。
そんな老舗を、恥ずかしながら、中学生の頃からあれだけ御所の周りを走り廻っていながら、全く知りませんでした。
玄関先には、大勢の観光客が来ておられましたが、店内は落ち着いた雰囲気で、由緒正しそうな香炉から香具?香の嗜み方まで丁寧に説明されていました。
写真に写っている木は何だか判りますか?これは白檀で数珠を作る時に玉をくり抜いた後の物です。香がほんのり漂っていい感じ。
今日は、京都の歴史の一角に触れる事が出来て良かった。また、いろいろ勉強していこうと思います。